自分で見つけた疑問を探究していくおもしろさ 〜 第6回i−ハーベスト発表会 〜

横浜国立大学および同教育人間科学部附属横浜中学校との連携による「第6回i−ハーベスト発表会」を9月27日、鎌倉芸術館で開催し、これまでの研究の成果を発表しあいました。
本校からは、2年生、5名の代表生徒が、KU(光陵ユニバース)での研究成果をプレゼンテーションしました。その中から、「人はどの選択肢を選びやすいか」を発表し、最優秀賞を得た山下さんにお話を伺いました。

最優秀賞の受賞、おめでとうございます。

まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、びっくりしました。とてもうれしかったです。

KU(光陵ユニバース)では、どんな研究をされたのですか。

「人はどの選択肢を選びやすいか」というテーマで発表をしました。最初は、「正答になりやすい番号は何番か」というテーマでやっていました。両親が教育に関わる仕事をしていて、自分もそういう方向を考えています。将来、問題を作る機会があると思うのですが、その際に、正答になりやすいのが何番で、また、解答者の心理として何番を選びやすいのかを考えると、おもしろいのかなと思いました。最初は数学的、統計的なアプローチかなと思っていたのですが、心理的な側面へと移行していきました。
アンケートを実際に作ってみて、そのアンケートをもとに、皆さんに協力してもらい、好きな数字と選びやすい選択肢の関係や、4択問題、5択問題の違いなどを検証しました。4択問題の場合は、選びやすいのは真ん中といっても、2番なのか、3番なのか、5択問題の場合は、ただ真ん中なのか、真ん中よりも後ろ、3番とか4番が選びやすいと聞いたので、本当にそうなのかを確かめたいと思いました。

「エの法則」というのもありましたよね。

問題作成者の心理が関係していることで、せっかく作った問題を、最初のほうの選択肢しかみないで選んでほしくないという理由で、正解が後半に偏りやすいというものです。

こうした研究を重ねた結果、得た結論はどんなものですか。

こうした研究を重ねた結果、得た結論はどんなものですか。

プレゼンテーションの準備にあたって、苦労したことはありますか。

論文で書いたことが、正しいかどうか心配なところもあったので、それを人前で発表するってなったときに、不安でした。先生たちにもアドバイスをいただいたりして、準備を進めました。

KU(光陵ユニバース)では、どんなことを学びましたか。

アンケートをとるにしても、答えてくれてくれる人にとってわかりやすく、素直に答えられるようにとか、記述式にすると後の集計が大変だから、どう組み合わせて工夫するか、などについて学びました。その他に、文献の調べ方、論文の書き方、発表の仕方、どうしたら、相手に伝えられるのかなど、いろいろなことを学ぶことができました。
自分で、なぜだろう、という疑問を見つけて、自分で答えを探していくということは、おもしろいと思いますし、とてもいいなと思います。

研究をとおして、思うことはありますか。

必ずしもこうという結果がでるとは限りませんが、人によって考え方が違うということがおもしろいなと思いました。

今後、何か考えていることはありますか。

男女の差というのも研究していたのですが、今回ははっきりとした結果は出ませんでした。この点も興味があるので、できれば研究を続けたいなと思います。

昨日、大隅良典氏がノーベル生理学・医学賞受賞のニュースが流れましたね。

長い間、多くの人が取組んできて解明できなかったことがわかるというのは、本当にすごいなあと思います。

ところで、光陵高校ってどんな学校ですか。

雰囲気が明るくて、体育祭の応援があったり、光陵祭などの行事も生徒主体で、一人ひとりが活躍できる学校だと思います。剣道部に所属していますが、個性豊かな人たちが多く、とても楽しいです。

今日はどうもありがとうございました。