演劇部での経験を活かして  〜 創立50周年記念式典 〜

昨年11月24日、かながわ県民ホールで行われた「創立50周年記念式典」で、卒業生であり日本テレビアナウンサーでもある増田氏とともに、司会を務めた3年高渕さんに話を伺いました。

「創立50周年記念式典」の司会の話を依頼されたときは、どう思いましたか。

昨年の芸術鑑賞会(オペラ)や、i-ハーベスト発表会の司会の経験があったので、演劇部でもあるし、その流れかなと思いました。私を指名していただけたと聞いたときはうれしかったです。打ち合わせをしていくうちに、結構大きな役目だということがわかり、当日はかなり緊張しました。

去年の芸術鑑賞会では、オペラの楽しみ方を説明してくださいましたよね。そのときも素晴らしいなと思いました。そんなこともあって、推薦されたのだと思います。事前の打ち合わせの様子を聞かせてください。

卒業生で日本テレビアナウンサーの増田さんや光陵会(同窓会)の方々と打ち合わせをしたときは、まだ、状況があまりつかめていなくて、実感もわいていませんでした。そのとき手にした原稿を読みこんでいくうちに、全体の流れがわかり、第2部で演奏してくださった波木井さんの紹介など、自分が発言する場面が予想よりたくさんあって、徐々に緊張が高まっていきました。

当日はどうでしたか。

すっごく緊張しました。会場がとても大きくて、有名なアーティストがコンサートをするような会場に立ってしゃべるということで、かなりテンションがあがりました。

そういう状況の中で、笑顔で、立派に大役を果たしましたね。

ありがとうございます。終わってみると、楽しかったなと思います。一緒に司会をさせていただいた増田さんは、来賓の挨拶の前に、光陵の歴史とか話していましたが、それは台本にはなくて、自分でしっかり調べてきて話をしているんだなあ、すごい人だなと改めて思いました。舞台の設定を変えるときに、アドリブで話をしている場面がありましたが、どんな状況でもうまく話がつながるし、私がとまどっているときにも気を利かせてフォローしてくれました。さすが、すごいなあと思いました。また、休憩時間には、私に話かけてくれたりして、私も安心してできました。一方で、増田さんも、実は緊張しているみたいで、プロのアナウンサーでも緊張するんだなあと、親近感を感じました。考えてみれば、自分の母校で、卒業生がたくさんいる中で司会をするというのは、大変なことですよね。


一人の光陵生として、記念式典はどうでしたか。

式典もそうですが、記念誌には、卒業生の記事がたくさんあって、50年の歴史を感じます。光陵高校OB・OGの先生も何人かいらっしゃいますが、当日もたくさんの卒業生が来てくださって、光陵高校に対する思いの強さを感じました。

光陵高校の卒業生は、様々な分野で活躍されていますよね。

3月のキャリアガイダンスでは、毎年、卒業生が来てくださいます。会社員だけかと思ったら、芸術など、多彩な分野の方がいらして、びっくりしました。私は、教育系に進みたいと思っていたので、そのことしか考えていなかったのですが、前回のキャリアガイダンスのときに、精神保健福祉士さんの話を聞いて、こういう仕事もあるということを知りました。

光陵高校の良さってどんなことですか。

3年生になって思うことは、大変そうなそぶりを見せないのですが、皆、勉強しているのですごいなあということです。集中力の高さはすごいと思います、自習室に入ったときに、張り詰めた緊張感に驚かされます。部活動や行事にも、すごくエネルギーを注ぐし、切り替えが上手なんですね。
また、先生方は、進路のことなど、相談にのってくれるんですが、指図するわけではなく、話をしていく中で自分の方向性を見出せるようにしてくれます。

光陵生はどうですか。

光陵生は皆いい人、こんな世界があるんだと・・・。中学校時代はいろいろ人間関係の難しさを感じましたが、光陵では、いじめとか聞いたことないし、皆、お互いに気を使えるし、自分のことだけでなく、まわりのことも見えてる人が多いのかなと思います。例えば、一人でいたとしても、それはそれでいいというか、まわりに干渉しすぎないというのもいいところだと思います。

演劇部での活動について聞かせてください。

小学校5年生くらいから演劇をやっていて、実は、演劇部に入りたくて光陵高校に入学しました。これまでは、芝居をしている自分が好き、みたいなところがあったのですが、高校に入って、単にセリフを言うだけなく、空気感を大切にするとか、大道具、照明など、幅広い要素があるし、OBの方たちと触れ合う中で、自分の中で演劇に対する見方が変わったように思います。演劇を見ることにも関心が出てきました。

演劇の魅力ってどんなところですか。

目の前で、誰かが話している、そのときのしぐさや表情、生きてるって感じが好きです。難しいけれど、人生のいろいろな経験が生きるんだと思います。
また、演劇には一定の答えがあるわけではなく、例えば「ごめん」というセリフでも、悲しそうに言わなければならないということはないし、演じる人によっても全然違うっていうのがおもしろいと思います。答えのある方に導いてくれるのが演出家だと思うのですが、役者が表現することもあります。

将来については?

やりたいことは全部やりたいと思っています。大学に行くとしたら、やはり今かなと思うので、まずは大学に行こうと思っています。

楽しみですね。これからの活躍を期待しています。今日はどうもありがとうございました。