伝えたいことを英語で表現する 〜 即興型英語ディベート交流大会 〜

11月3日、横浜平沼高校で開催された『即興型英語ディベート交流大会 In かながわ』で、第5位に入賞した2年佐藤さん(S)、1年原田さん(H)、横山さん(Y)にお話を伺いました。

即興型英語ディベート交流大会での入賞、おめでとうございます。最初に、即興型英語ディベートについて、教えていただけますか。

S:決められた時間内に、ひとつのテーマに従って、肯定側、否定側に分かれて、根拠づけてその意見を英語で主張します。制限時間の中で、いかに説得力のある主張ができるかが醍醐味です。予めテーマが示されて調べたりデータを集めたりできる「準備型」に対して、「即興型」はその場でデータ収集等は禁止されていますので、自分が持っている知識や経験で組み立てていきます。

これは大変難しい課題のように感じますが、最初に大和高校で練習会に参加したときの様子を聞かせてください。

Y:最初は、ルールや進め方もよくわからずとまどいました。自分の考えとは関係なく、肯定側、否定側の一方に割り振られてしまいます。しかも、それを英語で言わなければなりません。最初は、持ち時間2分を使いきることができませんでした。
H:テーマが示され発表までの15分間で、英語にするよりも、意見を構成することのほうが大変でした。どんどん意見を出すことが大事だと思いました。
S:経験ある他校の生徒さんたちに圧倒されて、思うようにしゃべることができず、英語であるということ以前に、ディベートの難しさを感じました。

本番を終えて、思うことはありますか。

Y:練習会のときは、論を立てることが大変だと思いましたが、本番では、積極性や、臨機応変な対応が必要だなと思いました。

どちらの立場になるかわからず、両方の立場で考えることというのはどうでしたか。

S:私は安楽死を認めるのはどうかなと思っていたのですが、別な見方もあるのだなということに気づきました。
Y:光陵高校の特色検査に備えて、中学生のときに、テーマに対して両方の立場から考えるという練習をしていました。それが役に立ったと思います。

KU(光陵ユニバース、総合的な学習の時間)では、どんなことに取組んでいるのですか。

H:私は、「外国語の学び方」ということをテーマにしています。英語に絞り、その学習法を調べています。ある本によると、日本人は、この単語は英語でなんて言うんだろうと考えてしまいがちだけれど、それよりも伝えたい内容を言い換えることを考えることが大切だということです。例えば、「これ見よがしに赤い車を見せる」を「これを見てって感じだった」というように言い換えるような感じです。 相手に伝えるためには、難しい言葉を辞書で調べるよりは、日本語をわかりやすく言い換えることが大事なんじゃないかなと、今回のディベートでも実感しました。
Y:私は、「未来の日本の教育の形」をテーマにしています。例えば英語であれば、文法を暗記したり、暗唱例文を覚えたりすることが多く、話すことが少ないと思います。英語はツールだから、積極的に使うということが大事なのではないかと思っています。
S:ディベートの中で、本番では「健康寿命」ということばを言いたかったのですが、直訳するのは難しかったので、やさしいことばに言い換えて伝えたのを今、思い出しました。

横山さんは、メリーランド派遣の1次審査に見事通り、この後、2次審査に臨みますよね。意気込みを聞かせてください。

Y:即興型ディベートで、相手の意見を聞いたり、それに対して自分の意見を言うことの力が養われたかなと思います。2次審査は、日本語と英語での面接で、何を聞かれるかわからない、まさに即興で対応しなければならないので、ディベートで身につけた積極性を活かしてがんばりたいと思います。

最後に何かありますか。

S:今思うと、練習を含めて、即興型ディベートに参加したことがとても楽しかったです。部活動でやるということもありますが、授業でも取り上げてほしいと思います。

今日はどうもありがとうございました。